銃声

色彩を失った視界の先に
艶やかに舞い踊る君が


粉々に砕け散った瓦礫の下に
亡骸と言霊の葬列


繰り返し鳴り響き渡る
銃声 搔き消した断末


口遊む口笛が五月蝿い午後に
思い出すあの頃の歌唄い 嗚呼


繰り返し呼んだ名は届かず
打ち上がる花火は何色?


忘れ雪を染める血で血を洗う正義